定年後の健康習慣は何から?毎日の動きと睡眠を見直す方法

休息を
振り返る
定年後の健康習慣は、長く座り続ける場面を減らし、家事や移動の動きを見直すことから考えられます。睡眠は寝床の時間と日中の困りごとを分け、痛みや不調がある場合は医療者に相談します。
この記事で分かること
疑問がある方は、相談内容に合う窓口へ。
定年後の健康習慣は生活の動きから振り返る
身体活動には、運動だけでなく家事や通勤などの生活活動も含まれます。働く日や通勤が変わるときは、一日の動きを書き出してみましょう。歩数だけでなく、座って過ごす時間も確認します。
表が画面に収まらない場合は、左右に動かして読めます。
| 場面 | 書いておくこと |
|---|---|
| 移動 | 買物や通勤で歩いた時間。 |
| 家の中 | 掃除など、身体を動かした場面。 |
| 座る時間 | テレビや読書などで長く座っていた場面。 |
| 体調 | 痛みや疲れ、動きにくさを感じた場面。 |
記録は自分の生活を知るために使う
記録の中から、長く座り続けている場面を一つ選びます。身体に無理がなければ、読書の区切りに立つなど、日常の動きで区切る方法を考えられます。困っていることは、医師や保健師に伝えるメモにもできます。
定年後の健康習慣は無理なくできる動きを選ぶ
運動の予定を増やす前に、普段の家事や移動でできることを選べます。現在の活動量や体調に合わせ、急に負担を増やさないことが前提です。
表が画面に収まらない場合は、左右に動かして読めます。
| 今の場面 | 試すことを考える例 | 先に確かめること |
|---|---|---|
| 読書やテレビで座り続ける | 区切りに立つなど、座る時間を分ける。 | 立ち上がりや歩行に無理がないか。 |
| 家事をまとめて済ませる | 片付けなど、できる作業を生活の中に分ける。 | 痛みや疲れが出る作業を無理に増やさない。 |
| 近所への移動 | 安全に歩ける道や距離なら、歩く場面を考える。 | 天候・道の状態・体調を確認する。 |
歩数より、今の自分に合うかを確かめる
公的ガイドは、生活活動を含めて身体を動かす考え方を示しています。成人・高齢者の目安も、身体の状態に合わせて読むものです。持病や痛み、運動の制限がある場合は、増やす前にかかりつけ医へ相談します。
出典:厚生労働省「身体活動・運動ガイド2023」 / 厚生労働省「身体活動・運動ガイド2023 成人版」 / 厚生労働省「身体活動・運動ガイド2023 高齢者版」 / 国立長寿医療研究センター「在宅活動ガイド」
定年後の健康習慣は睡眠と休養も分けて見る
寝床にいる時間と、実際に眠った時間は同じではありません。必要な睡眠時間には個人差があります。年代の平均値を、そのまま自分の目標にはしないでください。
表が画面に収まらない場合は、左右に動かして読めます。
| 記録すること | 意味 |
|---|---|
| 寝床に入った時刻・起きた時刻 | 寝床で過ごす時間の目安。 |
| 眠れずにいた時間 | 寝床の時間と睡眠を混同しないため。 |
| 起きたときの感じ | 休めたと感じるか、疲れが残るか。 |
| 日中の困りごと | 眠気などが生活に影響していないか。 |
困りごとが続く場合は相談する
眠れないことや日中の眠気などに困る場合は、かかりつけの医療機関へ相談してください。相談の際には、寝床で過ごす時間と日中の困りごとを一緒に伝えます。
定年後の健康習慣を相談するときの準備
持病、服薬、痛み、最近の生活の変化を整理して伝えます。医師から運動の制限を受けている場合は、その指示を確認してください。一般向けの推奨より、個人の状態に応じた指示を優先します。
資料は相談の手がかりとして使う
在宅活動ガイドは、一般高齢者向けに作られています。活動例を見て迷う場合は、試したい動きを具体的に伝えて相談できます。
定年後の健康習慣についてよくある質問
60歳になったら高齢者の目安に変えますか?
年齢だけで一律に切り替えるものではありません。身体の状態や今の活動量を踏まえ、必要なら医師等に確認してください。
家事は身体活動に入りませんか?
家事などの日常の動きも生活活動に含まれます。運動だけに限らず、一日の活動と座る時間を振り返れます。
出典・確認した一次資料
- 厚生労働省「身体活動・運動ガイド2023」
対象区分と個人差、身体活動・運動・座位行動の考え方 - 厚生労働省「身体活動・運動ガイド2023 成人版」
生活活動と運動、個人差を踏まえた強度や量の調整 - 厚生労働省「身体活動・運動ガイド2023 高齢者版」
高齢者向けの推奨事項。個人差に合わせることが前提 - 厚生労働省 e-ヘルスネット「高齢者の睡眠」
睡眠時間の個人差、床上時間との区別、睡眠障害の相談 - 国立長寿医療研究センター「在宅活動ガイド」
一般高齢者向け。身体の状態に応じた活動、利用時の注意と医師への相談
公的ガイドの一般的な情報を整理しています。持病や症状がある場合は、かかりつけ医などに確認してください。