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定年後の失業保険はどうなる?離職時の年齢と手続きを確認

机で書類をまとめ、灰色の書類入れにしまう女性。
退職後の給付
年齢と条件を
書類で確認

更新日:2026年10月14日 / 定年後の人生 編集部

先に、答え。

定年後の失業給付は、主に離職時に65歳未満なら基本手当、65歳以上なら高年齢求職者給付金に分かれます。どちらも働く意思と能力などの要件があり、休養だけを目的とする状態では対象になりません。

この記事で分かること

疑問がある方は、相談内容に合う窓口へ。

定年後の失業保険は離職時の年齢で確認する

一般に失業保険と呼ばれる給付は、雇用保険の求職者給付です。離職したときの年齢と被保険者の区分を確認します。ここでは、通常の働き方で定年を迎える場合の主な区分を示します。

表が画面に収まらない場合は、左右に動かして読めます。

主な区分と給付
離職時の区分主な給付
65歳未満の一般被保険者基本手当。日数は年齢、加入期間、離職理由などで異なる。
65歳以上の高年齢被保険者高年齢求職者給付金。受給要件を満たす場合の一時金。

65歳以上でも、短期雇用特例や日雇の区分は別です。年齢の境目に近い離職では、具体的な離職日と生年月日を窓口に伝えて確認します。

出典:ハローワーク 基本手当について

定年後の失業保険を受けるための主な条件

どちらも、働く意思と能力があり、仕事に就けていないことが前提です。しばらく休養し、すぐに働くつもりがない状態では、基本手当を受けられません。病気などで働けない場合も、受給期間の延長などを別に相談します。

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加入期間などの主な要件
給付加入期間の原則
基本手当離職前2年間に、被保険者期間が通算12か月以上。
基本手当の一部の例外特定受給資格者・特定理由離職者は、離職前1年間に通算6か月以上でも可。
高年齢求職者給付金原則、離職前1年間に被保険者期間が通算6か月以上。

在籍した月数が、そのまま被保険者期間になるとは限りません。賃金支払の基礎日数が11日以上、または基礎時間が80時間以上の月を数えます。離職理由と加入記録を、窓口で確認します。

出典:ハローワーク 基本手当について

定年後の失業保険の金額と日数を分けて読む

基本手当の日額は、原則として離職前6か月の賃金をもとに計算します。年齢や賃金などにより率が異なり、上限もあります。元の給与をそのまま受け取れる制度ではありません。

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高年齢求職者給付金の日数区分
被保険者であった期間給付額の区分
1年以上基本手当日額の50日分相当。
1年未満基本手当日額の30日分相当。

上の表は、高年齢求職者給付金の受給要件を満たした場合です。1年未満なら全員が対象になるという意味ではありません。支給の判断と日額は、ハローワークで確認します。

出典:ハローワーク 基本手当について

定年後の失業保険の手続きを進める順序

離職票が届いたら、離職理由などの記載を確かめます。実際と違う場合や、離職票が届かない場合は、住居地のハローワークへ相談できます。給付の申込みでは、求職の申込みも行います。

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来所前に確認するもの
項目準備する内容
離職票離職票1・2。記載の離職理由も確認。
本人確認個人番号と身元を確認する書類。使える書類は公式案内で確認。
振込先など本人名義の通帳等。写真の省略条件も確認。
働く希望希望の仕事、勤務開始の時期、働ける時間。

出典:ハローワーク 雇用保険の具体的な手続き

基本手当の受給期間は、原則として離職日の翌日から1年です。休養や病気で直ちに働けない場合も、手続きせずに放置せず窓口へ相談します。

出典:ハローワーク 基本手当について

定年後の失業保険と年金を確認する窓口

65歳になるまでの老齢年金などと基本手当には、支給の調整があります。求職申込みによる年金への影響は、年金事務所でも確認します。給付額だけを見て退職日を決めるための制度ではありません。

出典:日本年金機構 年金と雇用保険の失業給付との調整

求人の相談には、生涯現役支援窓口も利用できます。給付の手続きと求人の相談で、担当窓口が分かれる場合があります。来所先と必要書類は、所在地案内から確認できます。

出典:厚生労働省「概ね60歳以上の求職者の皆さまへ」 / ハローワーク 所在地情報

定年後の失業保険でよくある質問

定年退職なら必ず受け取れますか?

離職だけでは決まりません。加入期間に加え、働く意思と能力などの受給要件を確認します。

離職理由の記載に納得できない場合は?

ハローワークに事情を伝えます。勤務先とのやり取りなど、実際の状況を確認できる資料も相談できます。

出典・確認した一次資料

個別の契約や制度の適用は、担当する公式窓口に確認してください。

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